バタフライは、4泳法の中ではクロールに次いで2番目に速い泳法です。
ただ、一番難易度の高い泳ぎ方と言われております。
ストローク時の水の抵抗が多く、パワーが必要とされます。
また、タイミング次第では大きな水の抵抗を受けるのでコツを掴まないと中々速く泳げるようになりません。よって初心者とある程度泳げる人のタイム差が大きいのも事実。
今回はバタフライの25mタイムについて記載しました。
※バタフライの25mの平均タイムは統計データがある訳ではありません。あくまでも筆者のこれまでの見聞及び経験則から割り出しています。
バタフライのタイム・目安
※10~20代のスイマーを対象としています。
30代以降のスイマーは10歳毎に1秒プラスして下さい。
女性の方は3~5秒プラスして下さい。
では、まずは平均タイムをご覧下さい。
バタフライの25m平均タイム
- 水泳をやっていない人:25~30秒程度
- 水泳部などの人:15~20秒程度
- 選手又は選手コースの人:11~15秒程度
大体こんな感じではないでしょうか?
※異論があればコメント欄からツッコミ待ってます。
バタフライの25mタイム早見表・レベル
※遅い、速いといった表現は水泳をやっている人を基準としています。
35秒以上40秒未満:とても遅い。バタフライ初心者の方。これ以上かかる事もある。
30秒以上35秒未満:かなり遅い。間違ったフォームで泳いでいる人に多い。小学生の体育の授業では多い。
30秒切りは水泳を日頃から行っている人であれば突破可能。
25秒以上29秒未満:遅い。中学の体育の授業では結構多い。フォームを正すだけで出せる。
20秒以上25秒未満:やや遅い。未経験者なら速い。趣味で水泳やっている人の中にはこのぐらいのレベルが多い。水泳を習ってない速い小学生はこのぐらい。
20秒切りでバタフライ初心者卒業。スポーツクラブでしょっちゅう泳いでいる人ぐらいのレベル。
15秒以上19秒未満:普通。一般人なら速いと言われる。未経験者なら凄く速い。水泳部平均程度。普通に水泳をやっていれば到達可能。水泳経験者には最も多いであろう自己ベストのタイムがこのレベル。
15秒を切る人は少なくなってくる。真剣に水泳・競泳と向き合っているかどうかが問われる。クロールと同じく15秒を切る事が出来ればステータスと言っても良い。
14秒台:やや速い。中学水泳部のエースぐらい。
13秒台:速い。学童トップレベル(女子)、高校水泳部のエースぐらい。
12秒台:かなり速い。中学トップレベル(女子)、学童トップレベル(男子)
バタフライを愛し(努力して)、バタフライに好かれた人(才能)のみが到達できる領域。
11秒台:すごく速い。オリンピックで活躍できるレベル(女子)。高校トップレベル(女子)、日本トップレベル(女子)、世界トップレベル(女子)、中学トップレベル(男子)
10秒台:鬼のように速い。高校トップレベル(男子)、日本トップレベル(男子)、世界トップレベル(男子)
まとめ
いかがでしたか?
バタフライはストロークはエイのように、キックはイルカのように全く不思議な泳法だと私は思います。
独特の泳ぎ方なのでインパクトとしては一番大きいでしょう。
比較的速い泳法でもあるので上手な人の泳ぎ方を見ると迫力に圧倒されてしまうかもしれません。
ただ、憧れている人も多いので綺麗にかつ速く泳ぐ事が出来たらカッコ良く映るでしょう。
25m到着時に両手が付かないとダメ(失格)で、このタイミングを合わせるのも難しいですがタイムを縮めたいのであれば必須です。
バタフライはパワーも大事ですが何よりリズムが大事です。リズム良く泳ぐことができたらきっと今よりも早くなりますよ。

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