水泳をやっていると自分が短距離向きなのか長距離向きなのか気になりませんか。
今回は、あなたがどちらのタイプなのか適性を判断する材料を提供致します。
この記事の目次
水泳で短距離向きor長距離向き?
水泳ってタイムを競う種目だと競泳とOWS、アクアスロン、トライアスロン、遠泳などがあります。
まずは種目と距離の関連を知ってください。
- 競泳は25mから1500mまでが種目にあります。
- OWS(オープンウォータースイミング)や遠泳などは5km、10km、それ以上の距離が種目にあります。
以下に分かりやすくまとめますと
水泳の短距離
- 25m(非公式種目)
- 50m
- 100m
水泳の中距離
- 200m
- 400m
水泳の長距離
- 800m
- 1500m
- トライアスロンのスイム:スーパースプリント(375m)、スプリント(750m)、オリンピック(1500m)、ロング(2000~4000m)
- OWS:5000m、10000m、25000m
- 遠泳:1kmから上限なし
だいたいこのように分類できるのではないでしょうか?
※「200mは短距離だ」、「800mは中距離だ」等という声もあります。
DNAであなたが競泳でどの距離に向いているのか?適性を知る事が可能
知っていましたか?
実は、あなたが水泳で短距離向きか?中距離向きか?長距離向きか?
調べる事が可能だという事を。
どのように調べるのか?
遺伝子検査で調べる事が可能です。
超簡単にできる。
遺伝子検査キットを購入し、その中に入っているキットに試料(唾液)を垂らし、これを検査同意書とともに封筒へ同封し、ポストに返送するだけ。
例えばあたなが競泳をやっていて
- スプリンター(短距離選手)になるか?
- ディスタンサー(長距離選手)になるか?
- それとも、中距離選手になるか?
このように種目選択で迷われたとき、自身がどちらに向いているのかが分かればスパッと決断できるはずです。
長距離タイプと結果が出た場合
自分は長距離タイプの遺伝子だからディスタンサーになろう!という風に決断できるのです。
自分のDNAが遺伝子検査で調べられるのは分かった。
で、結果の信憑性はどうなの?
遺伝子検査の信憑性
自分の遺伝子が長距離タイプだと診断され、長距離に向いている事が分かった!
でも、この結果って必ずしも正しい訳では無いのでは!?
そう思ってしまうのも無理はありません。
しかし、実際に遺伝子とスポーツの成績に関する実験結果が出ています。
一流の陸上スプリンターではRR型がほとんど。
以下の引用文は陸上競技での実験結果になります。
「ACTN3遺伝子」にはRR、RX、XX型とタイプがあって、100メートル走を10秒0台で走る日本人のトップ選手は全員がRRかRX型だったそうです。
またXX型は国際大会(オリンピック)の標準記録を切れていないという、ハッキリとした結果が出ています。
陸上競技に強いジャマイカやアフリカ系のアメリカ人ではRR、RX型が9割以上でXX型がほとんどいない、ということも分かってきています。
以上の研究結果は一流の陸上短距離スプリンター数十名が被験者でした。
短距離タイプ(RR型)及び中距離タイプ(RX型)の選手のうち何人かは陸上短距離走(100m走)で10秒0台の自己ベストを出しているが
長距離タイプ(XX型)の選手全員は陸上短距離(100m走)でオリンピックの参加標準記録タイムが切れなかったどころか10秒4台に留まったそうです。
これは何も陸上競技だけに留まらずパワー、瞬発系種目のオリンピック選手の中でもXX型の選手が一人も存在しなかったそうです。
このように、遺伝子の型が少なからず競技能力に影響を及ぼす事が理解して頂けた事と思います。
また、以下のような研究結果も存在します。
競泳の一流選手には長距離タイプ(XX型)が多い
逆に短距離タイプ(RR型)は中・長距離競泳選手の中に一人も存在しなかったという結果。
水泳の場合、長距離タイプ(XX型)の方が有利って事です。
参考URL:競泳選手のアクチニン3遺伝子型に関する研究
このように、遺伝子がスポーツ競技に与える影響はオリンピックレベルのアスリートにとっては無視できないものとなっているようです。
遺伝子検査の結果と種目選択
遺伝子検査結果を元にして競泳の種目を選ぶのであれば以下のような選び方をすると良いでしょう。
- 短距離タイプと出た場合:短距離種目を選ぶと有利。
- 中距離タイプと出た場合:中距離種目、トライアスロン(スーパースプリント及びスプリント)を選ぶと有利。
- 長距離タイプと出た場合:競泳長距離種目、トライアスロン(オリンピックディスタンス及びロングディスタンス)、OWS、遠泳などを選ぶと有利。
種目選択に迷われた際の参考にして下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
遺伝子のタイプで自分に向いている種目が分かってしまうのはちょっと残酷ですが
短距離水泳に向いているのか中距離水泳に向いているのか長距離水泳に向いているのかが分かれば
向いている種目を選択してその競技を極めれば自分の強味を発揮できるので活躍しやすいとも言えますね。
水泳は数々の距離の種目があるのでどの距離でトップを狙おうか迷われたら自分の遺伝子を調べてみる事を推奨します。
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