高速水着のおすすめはどれ?選び方。各メーカー毎の種類からメンズ用・レディース用ともに紹介

高速水着の選び方やおすすめを紹介

高速水着はレース用の競泳水着です。

レース用競泳水着は100分の1秒を争う競泳の大会では重宝します。

普通の競泳水着よりも速いタイムが出せるのでここぞという時のレースに使用したいものですね。

ここでは高速水着の選び方&おすすめの物について解説しています。

高速水着の選び方&おすすめ

まずは選び方についてですが考慮すべき点はまずはサイズ。そして次は、どの距離を泳ぐのか?の2点を考慮します。

高速水着のサイズ

まず、高速水着はサイズが合っていないと高速水着本来が持っているポテンシャルを十分に発揮する事はできません。

高速水着は通常の水着とは違って着圧が大事なのでブカブカで水が入って来るような大きなサイズを選んでしまうのはダメです。

ジュニアの場合は、特に成長期の子供の場合、時が経つにつれサイズが合わなくなってくるので成長に合わせてサイズを選ばれる事をおすすめします。

さて、サイズの選び方ですが大人であっても子供であってもワンサイズ小さめの物が良いです。場合によってはツーサイズ小さくても良いでしょう。

水の中では水圧によって身体が縮みますので高速水着のサイズもそれに応じて小さめが良いのです。

例えばあなたが身長150cmの小学6年生のだとします。高速水着のサイズは140でOK、場合によっては130でも大丈夫かもしれません。ただ、成長期に突入する時期なので2サイズ小さめの物を選ばれるよりは1サイズ小さめの物を選ばれた方が良いかもしれません。

大人の方であれば普段着るサイズがLの場合、Mを選びます。各メーカー別にサイズ表がありますのでそれと照らし合わせながら自分のウェストよりも若干小さめの物を選ばれると良いです。

最適な高速水着を選ぶには距離も考慮しよう

ひとくちに高速水着とは言っても種目の距離によっては最適な物は異なります。

  • 短距離:25m(非公式種目)、50m、100m
  • 中距離:200m、400m
  • 長距離:800m、1500m

それぞれの距離に応じて最適な高速水着を選びましょう。

着圧が強ければ強いほど短距離向きとなります。

距離ごとに最適な高速水着を選ぼう

短距離競泳向きの水着

競泳で25m(非公式種目)、50m、100mは短距離に分類されます。

短距離の選手はスプリンターと言います。

選び方のポイント

短距離水泳ではとにかくスピード最優先とお考え下さい。よって、着心地は二の次です。

必要とされる水着の特性としては着圧が強く、太もも部分をしっかりとホールドしてくれる物が良いでしょう。

中距離競泳向きの水着・おすすめ

競泳で200m、400mは中距離に分類されますがこの距離に最適な高速水着はどれでしょうか?

選び方のポイント

中距離水泳では短距離水泳ほどの爆発力は必要無いにせよ、それに準ずるスピードを維持しなくては勝てません。

瞬発力とスピード維持力がモノを言う中距離では着圧もありつつ着心地の良い物がベストです。

長距離競泳向きの水着・おすすめ

競泳で800m、1500mは長距離に分類されます。

長距離の選手をディスタンサーと言います。

選び方のポイント

長距離水泳は短距離水泳とは違い、短い間に爆発的なスピードを出し切るという訳では無く、ある程度速いスピードを長い時間維持し続けるスピード維持力が大事ですので着心地の良さも少しは気にした方が良いでしょう。

着心地の悪さは集中力の低下に繋がってしまうからです。

中距離向け水着の選び方同様、ある程度強い着圧と着心地が同居した物を選びましょう。

また、ターンの回数が多いのでターン時にスピードを解放させる設計の物であれば言うことなし。

距離ごとに最適な高速水着の選び方が分かったら次はメーカーごとにどのような物があるのかを見ていきましょう。

ジュニア用高速水着をお探しの方はこちら

高速水着の種類って?メーカーごとの比較

レース用である高速水着はメーカーごとに色々な種類があるようです。

arena(アリーナ)のレース用水着

アリーナのレース用競泳水着には以下の物があります。

アリーナのレーシング水着にはパワースキン、アクアフォース、エックスパイソン2、アクアハイドロ、アクアレーシングというシリーズが存在し、カーボンスキンが最上位モデルでアクアレーシングが最安モデルになります。

価格はスイマーのレベルに比例しており、レベルが高い程上位モデルを選択します。

アリーナ高速水着

アリーナのレース用水着最高峰モデルのPOWERSKIN (パワースキン)シリーズ

メンズ:アリーナ POWERSKIN メンズ

レディース:アリーナ POWERSKIN レディース

ULTIMATE AQUAFORCE(アルティメットアクアフォース)シリーズ

短距離泳者向け:ULTIMATE AQUAFORCE CP(アルティメットアクアフォースCP)

中・長距離泳者向け:ULTIMATE AQUAFORCE MF(アルティメットアクアフォースMF)

メンズ:ULTIMATE AQUAFORCE メンズ

レディース:ULTIMATE AQUAFORCE レディース

アリーナの高速水着の紹介はこれで以上になります。

アリーナの高速水着を着用している水泳選手一覧
今井月、入江陵介、大本里佳、川本武史、谷川亜華葉、長谷川涼香、水沼尚輝、難波実夢、本田灯、森山幸美、柳本幸之介etc…

speedo(スピード)のレース用水着

スピードの高速水着にはファストスキン短距離タイプのインテントジャマー、ファストスキン中長距離タイプのピュアヴァラー、レーサージェイがあります。

スピード高速水着

スピードのレース用水着最高峰モデルのFASTSKINシリーズ

短距離泳者向け:FASTSKIN LZR PURE INTENT(ファストスキン・レーザーピュア・インテント)

メンズ:FASTSKIN LZR PURE INTENT メンズ

レディース:FASTSKIN LZR PURE INTENT レディース

中長距離泳者向け:FASTSKIN LZR PURE VALOR(ファストスキン・レーザーピュア・ヴァラー)

メンズ:FASTSKIN LZR PURE VALOR メンズ

レディース:FASTSKIN LZR PURE VALOR レディース

※1、メンズ用は通常タイプとハイウエストタイプがあります。

※2、レディース用はオープンバックとクローズドバック(背閉じタイプ)があります。

スピードのレース用水着マスターズ大会上位クラスなら

FASTSKIN LZR RACER J(ファストスキン・レーザーレーサージェイ)

メンズ:FASTSKIN LZR RACER J メンズ

レディース:FASTSKIN LZR RACER J レディース

スピードの高速水着の紹介はこれで以上になります。

mizuno(ミズノ)のレース用水着

ミズノの高速水着にはジーエックスソニック、エムエックスソニック、エフエックスソニックがあります。

ミズノ高速水着

ミズノのレース用水着最高峰であるGX-SONICシリーズ

短距離泳者向け:ST(スプリンターモデル)

メンズ:GX-SONIC ST メンズ

レディース:GX-SONIC ST レディース

中・長距離泳者向け:MR(マルチレーサーモデル)

メンズ:GX-SONIC MR メンズ

レディース:GX-SONIC MR レディース

MX-SONICシリーズ

メンズ:MX-SONIC メンズ

レディース:MX-SONIC レディース

FX-SONICシリーズ

メンズ:FX-SONIC メンズ

レディース:FX-SONIC レディース

ミズノの高速水着の紹介はこれで以上になります。

ミズノの高速水着を着用している水泳選手一覧
青木玲緒樹、池江璃花子、大橋悠依、小堀勇氣、酒井夏海、塩浦慎理、白井璃緒、武良竜也などetc…

asics(アシックス)のレース用水着

アシックスのレース用競泳水着にはトップインパクトラインの短距離モデルのライオストリームと中長距離モデルのライオグライドと全距離モデルのシン2020があります。

アシックス高速水着

アシックスのレース用水着の最高峰モデルであるトップインパクトライン

短距離泳者向け(着圧強め):TOP iMPACT LINE・RAiOstream2+(トップインパクトライン・ライオストリーム2プラス)

メンズ:アシックス トップインパクトライン メンズ

レディース:アシックス トップインパクトライン レディース

中・長距離泳者向け(着圧普通):TOP iMPACT LINE・RAiOglide2+(トップインパクトライン・ライオグライド2プラス)

メンズ:アシックス トップインパクトライン メンズ

レディース:アシックス トップインパクトライン レディース

アシックスの高速水着の紹介はこれで以上になります。

アシックスの高速水着を着用している水泳選手一覧
青木智美、今井月、鈴木聡美、高橋美帆、中村克etc…

まとめ

いかがでしたか?

レース用高速水着には短距離向きと中・長距離向きのものがある事がお分かり頂けたと思います。

両者の価格は同等ですが機能は微妙に異なりますのでしっかりと自分の種目に合った水着を選ぶようにしたいものですね。

特に強豪ひしめく大規模な大会になりますとほぼ全員がレース用高速水着の最上位モデルを着用しています。

ふつうの競泳水着で出場するのと高速水着で出場するのとでは数秒の差が出てしまう事もあるでしょう。

これは距離が長ければ長い程それに比例して差が現れてしまいます。

なので自分の出る大会の規模をも見極めて選ぶようにしてください。

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