プールの底に線が描かれていますがあれって何mの地点を表しているのか疑問に思った事があるのではないでしょうか?
また、プールの上にある旗の意味は一体何なのか?それぞれについて解説していきたいと思います。
プールのラインは何メートルを示してる?
25mプールは短水路またはショートコースと呼ばれていますね。
25mプールの底に描いてある横線は以下の地点に表示されているパターンが多いです。
スタートから
- 5m地点
- 12、5m地点
- 20m地点
ただし例外もあって、10mの地点にラインが書かれてあるプールもごくたまに存在します。
50mプールのラインは?
50mプールは長水路またはロングコースなどと呼ばれています。
50mプールの横線は以下の地点に表示されているパターンが多いです。
スタートから
- 5m地点(設置義務なし)
- 15m地点(公認プールでは設置義務あり)
- 25m地点(設置義務なし)
- 45m地点(設置義務なし)
以上になります。
50mプールも25mプールと同様にスタート側とターン側の5m地点と真ん中の地点にラインが描かれているパターンが多いです。
また、公認プールでは15m地点のライン設置義務がありますがこれは競泳大会・レースの際に、水没して良い距離を確かめる為にあります。
競泳のルールにはスタート時及びターン時から15m地点までは水没して良いがそれを越えてもなお顔が出てない場合はルール違反となってしまいます。
15mのラインがある事で選手はここまでなら水没していて良いのだという目印となる訳です。
上にある旗の意味は?
プールで背泳ぎをしていると嫌でも目にする旗。
引用画像:https://www.kirara-memorial-park.jp/blog/article/2016043000011/より。
この旗は背泳ぎ用フラッグ(5mフラッグ)と言い、スタート側とターン側から5m離れた地点それぞれに設置してあります。
役割は背泳ぎで残り何メートルなのかを確認する為です。
この旗がある事で背泳ぎの選手がターンのタイミングを合わせられるようになっているのです。
無ければ頭が壁に激突してしまい大変な事になってしまいますからね。
フラッグの他にもロープがあるけどこれは何?
これはフライングロープといいます。
今までは競泳大会などで選手がフライング(フォルススタート)した時に、それを選手に知らせる為に存在ていました。
スタート側とターン側から15m離れた地点それぞれに設置してあります。
どのように使われるかと言うと、いずれかのコースでフライングがあると水面にロープが落とされて選手が気付くようになっています。
しかし、現在ではルールが変わり、フライングは一回までとなった為、もはやロープを落として二回目のスタートをする必要は無くなりました。
フライングを知らせる役割では無くなったのです。
では何故未だに設置されているのか?
それは、公認規定で改正されていないからです。
また、ターン側まであと15mあるという目安としての役割も果たしているので結構便利なものをわざわざ除外する必要性も無いとの判断なのでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
日頃からプールに入っているとふと底にあるラインだったり上にある旗の存在に気づかされますがこれは何m地点にあり、また、どんな意味があるのだろうか?と疑問に思いますよね。
これらの存在意義を知る事でプールで泳ぐことが更に楽しくなるはずです。
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