湘南オープンウォータースイミング大会に参加した経験を元に、オープンウォータースイミングに持っていきたい持ち物とその理由を記載したいと思います。
オープンウォータースイミング大会の持ち物・服装について
まずはじめに、どのような服装で大会に行けば良いのか?
OWS大会におすすめの服装を紹介します。
OWS大会に行くまでの服装
Tシャツに短パンにサンダル
このような軽装が一番良いですよ。
理由は帰りに更衣室のシャワーを利用する為です。
海岸近くに銭湯などがあれば良いですが無い海岸が殆どです。
女性の場合もなるべく軽装で行かれる事をおすすめします。
但し、タンクトップなどの腕が露出する服はやめておいた方が無難です。
その理由はナンバリングの際、油性マジックで番号を両腕などに書くのですがこれが消えなかった場合、腕の部分が隠れないタンクトップだと番号を晒している事になって帰りの電車やバスなどで恥ずかしい思いをするからです。
消せる自信があるのであればタンクトップでも構いませんが。
さて、レース本番時のかっこうはどのような恰好が良いのでしょうか?
OWS・本番時の恰好
- ウェットスーツにスイムキャップにゴーグル
- 競泳水着+ラッシュガードorラッシュベストにスイムキャップにゴーグル
- 競泳水着にスイムキャップにゴーグル
レースでは上記のパターンがほとんどです。
レジャー用の水着やビキニでも泳げないことは無いですが海で泳ぐのには向いていないのでやめておいた方が良いでしょう。
競泳水着orウェットスーツどっちがいい?
OWSの大会にはそれぞれ着用可能な水着の指定があります。
公式大会であればFINA認証マークの付いた水着の着用が求められますがローカルな大会の場合はFINA認証の水着で無くともOKです。
OWSに一番適した競泳水着は以下のようなOWS用競泳水着です。
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大会によってはウェットスーツの着用を許可している場合もありますのでこの場合はできるだけウェットスーツを着用される方が良いと思います。その理由は露出面積を減らすことが出来る為です。露出度が高いとクラゲに刺されるリスクが高まる為です。
ウェットスーツの着用が出来ないレースもあり、この場合は通常の競泳水着で行います。
このように通常の競泳水着の場合は必ずクラゲ除けクリームを塗って参加しましょう。
ラッシュガード又はラッシュベストが許されるなら
ラッシュガード
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ラッシュベスト
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これらは水着の上に着用する物です。
ウェットスーツを着ない場合は競泳水着で泳ぐことになる訳ですが上半身にラッシュガードorラッシュベストを着用していればこれまた肌の露出面積を減らすことが出来、クラゲに刺されるのを予防する事が可能です。
OWSの大会は6~10月にかけて行われますが9月や10月に行われる大会だと気温が30度以下である事がほとんど。待ち時間は寒いので寒さ対策としても着用される事をおすすめします。
ゴーグルやスイムキャップはどんなものが良い?
スイムキャップは大会運営側から支給される場合が多いです。
されない場合は各自で持参するようにしましょう。メッシュキャップがお勧めです。
ゴーグルはOWS用ゴーグル、トライアスロン用ゴーグルなどの曇りにくいゴーグルがお勧めです。
一押しはライフセーバーも使用しているスワイプアンチフォグです。
大会当日に持って行った方が良い持ち物
以下はOWSの大会で持って行った方が良い物、無いと困る物です。
クラゲ除けクリームまたはクラゲ除けローション
海で泳ぐのであればクラゲ除けクリームは必需品と言えます。
何故なら、私は以前OWS大会に出場した際、クラゲクリームの塗っていない場所を刺されたからです。
刺された時には電流がビリっとほとばしるような感覚でかなり痛かったです。
海で泳いでいる時に糸みたいな感触があればそれはクラゲの触手である可能性が高いのでいち早く振り払った方が良いですが私はそれを知らずに振り払わなかったので刺されてしまったのでしょう。クラゲ除けクリームを塗っていればクリームに含まれる成分のお陰でクラゲに刺されるのを回避できます。
クラゲは種類にもよりますが刺されると命の危険にも関わりますので絶対に持っていきましょう。
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傘、レインコート
雨が降ってきた場合、雨水が冷たいので持っていると良いですよ。
雨宿りする場所があればまだしも天井の無い海岸のほうが多いです。
私が以前参加したOWSの大会ではスタート直前に雨が降り、スタートが1時間も延期になり、待っている間は水着一枚、傘を持ってなかったために雨水にさらされて、ブルブルと震えながらスタートはまだかまだかと待っていました。
ブルブルと震えている姿を見られて恥ずかしかったのと、そして何より、とても寒い思いをしました。
また、日焼け止め&クラゲ除けクリームを塗っていたのでそれも雨水で流される始末。
今後参加する時は必ず傘又はレインコートを持参するようにします。
時計・腕時計など時間が確認できるもの
OWS大会の会場には必ずしも時計があるとは限りません。
スタートの時刻まであと何分あるのか?という事が分かればその間にトイレに行ったり、軽食を済ませたりといったように余裕を持って行動する事ができます。
個人的には防水用の腕時計があれば良かったなーって思います。
バスタオル・着替え等
海で泳いだ後は休憩所のシャワーを浴びた後に身体を拭く為のタオルは必需品と言っても良いでしょう。
また、行きの服装とは別の着替えの服装もあった方が予備という意味でも安心です。
Tシャツ、短パン、下着。予備の着替えはなるべく持っていきましょう。
私が出た大会は雨だったので着替えを持って行って正解でした。
ビニール袋3枚程度
泳ぎ終わった後に水着やタオルなどの濡れモノや荷物を預ける際にサンダルを入れるビニール袋も絶対あった方が良いですよ。無いとマジで困るレベルなので必需品と言っても良いですね。
その他
財布、スマホ、ペットボトル飲み物、各種大会で必要な計測機器など、これらは説明不要でしょう。
必ずしも必要では無いがあると良い物
レスチューブ
大会推奨のレスキューグッズです。
浮袋の役割を果たしてくれたり、非常食などが入っています。
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ローカル大会などでは使用を推奨していますが使えない大会もあります。
軽食できる食べ物
レース開始前に急にお腹が空いた場合、消化の良い食べ物があると良いです。
この辺は特におすすめです。
- サンドイッチ
- バナナ
- スポーツドリンク
- ゼリー飲料
- 飴
etc…
長距離レースの際は途中でバテない為にも空腹で臨むのだけは避けたいです。
海の家で食事するという手もありますがタンパク質や脂質の多い食べ物はあまり消化が良くない為、おすすめできませんし、朝早くから行われるOWS大会のスタート前に海の家が営業しているかも分かりませんのでなるべく消化の良い軽食を事前に持っていかれる事をおすすめします。
小さなテントまたはビニールシート
浜辺にテント張りorビニールシートで場所取りをしている人たちもチラホラ見られました。
複数人で来ている人や団体で来ている人たちはスタート時間がまちまちだったり、表彰式までの時間つぶしの際も陣取りした場所で休憩できるので会場に長居するつもりならば持っていくべきだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
私が参加したOWS大会当日はスタート直前に雷雨が降ってきてスタートが1時間遅れになりました。
この待ち時間の間に上記の物を持ち合わせていたらどれだけ良かったか思い知らされました。
レース時の恰好も失敗しないように大会各自のルールに基づいた上で最良の物を選ばれると良いでしょう。
私はウェットスーツ着用可能な大会に出場しましたが通常の競泳水着で出場。何故ならウェットスーツ購入金額をケチったからです。そのツケはクラゲから食らいました。マジで痛かったです。幸いにもミズクラゲ(刺されても殆ど害の無いクラゲ)からでしたが今でも若干トラウマになっています。本当、ケチらずウェットスーツで出ておけばよかった。
備えあれば患いなしとはよく言ったものです。
まず上記の物を持っていればどんなアクシデントが起きようが困らないでしょう。
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