練習用水着はその名の通り、トレーニング専用の水着です。
機能性重視のレース用競泳水着よりもデザインや柄に多様性のある練習用水着を選ぶ事は、男性に比べてお洒落な方が多い女性にとって水泳の一つの楽しみであるかとも思いますがファッション要素だけが全てではありません。
このページでは、練習用水着を選ぶ上で知ってくべき特徴やポイントを解説した上で、自信を持って選んで頂くために、メーカー別でおすすめの物を紹介しています。
この記事の目次
練習用水着の特徴や選び方のポイントは?
普通の競泳水着で練習するよりも練習用水着で練習する方が全然良い理由は練習用水着の特徴が示している通りです。
なので練習用水着の特徴を知っておけば競泳水着よりも良い理由が理解して頂けるのではないかと思います。
耐久性
いかに長く持つか?
耐久性は生地の造りが薄いレース用水着(競泳水着)よりも練習用水着の方が勝っています。
日々のハードなトレーニングに耐える為に競泳用水着よりも生地が分厚く作られているからです。
また、塩素に強い素材を使っているのも特徴です。
着脱しやすい・着心地が良い
競泳用水着は締め付けがキツく、着脱しづらい物がほとんどですが練習用水着なら生地に伸縮性を持たせた製品が存在するだけではなく、着脱が簡単な物がほとんどです。
締め付けの強弱は着心地にも関わってきますので練習の時は練習用水着を着用したいものです。
30分程度の短時間の練習なら競泳水着で問題ありませんがそれ以上行う長時間トレーニングをこなすスイマーの方はほぼ皆練習用水着を持っています。
公式の試合では使えない。
レース用水着はFINAの承認を受けた水着なのでFINAマークが付いていますが練習用水着には付いていません。
その為、FINAマークの付いた水着の着用が義務付けられている公式大会では出場不可。
あくまでもトレーニング用の水着なのです。
柄やデザインの多様性
練習用水着は柄や色合い、デザインが多いです。
こちらもレース用水着には無い特徴の一つと言って良いでしょう。
お気に入りの水着を着用する事でモチベーションアップにも繋がります。
練習用水着の価格を決めているのも実は柄やデザインです。
実際に有名スイマーが監修、デザインした物や有名キャラクターのコラボ品だったり限定品等は高めの値段設定になっています。
そうしたものでは無く、地味目でスタンダードな物であれば安価です。
あまりにも多様性に満ちている為、選ぶ際に迷ってしまう事もあるかもしれませんね。
練習用水着にはどんな形状があるの?
カットタイプ
もっともスタンダードな型。女子の競泳水着と言えばこの形状を想像する方が多いのではないでしょうか?
太もも部分カットされている為、蒸れる事が無く、着脱が容易なので練習用水着に最適な形です。
スパッツタイプ
水の抵抗を受けにくいですが着心地、着脱性はカットタイプに劣ります。
カットタイプよりも生地面積が大きいので値段が少々高め。
セパレートタイプ
上と下が分かれている。女子の陸上選手のユニフォームみたいな形をした水着でセパレーツタイプとも言われています。
練習用水着ならではの形で見た目がお洒落で華やかなイメージです。
いつもとは違った装いで練習のモチベーションを上げたいという時に最適。
試合前の調整を行いたい→スパッツタイプ
練習を楽しみたい→セパレーツタイプ
機能付きの練習用水着
練習用水着には身体を浮かせてフォームを身に付ける為の水着や素材に吸水性を持たせてあえて重量を増やし、水の抵抗を多くする事で負荷を増やし、スピードアップトレーニングに活用する為の物があります。
浮力付き水着の例:MIZUNO ミズノ 競泳水着 レディース 練習用 EXER SUITS BG ハーフスーツ 女性用 浮力素材 浮きトレ N2MG7777
保水付き水着の例:【N2MA7776】MIZUNO(ミズノ) 競泳水着 レディース 練習用 EXER SUITS WD U-Fit ミディアムカット[女性用/長持ち/練習用/トレーニング/選手/負荷トレ]
以上のポイントを押さえておけば自信を持って練習用水着を選ぶ事ができるようになると思います。
ブランド別おすすめレディース練習用水着と価格帯
各ブランドの練習用水着の名称と価格帯を以下に紹介しています。
ARENA(アリーナ)のおすすめ練習水着と価格帯
アリーナの練習用水着はタフスーツとタフスーツフレックスがあります。
TOUGHSUIT(タフスーツ)
塩素に強く長持ちする。練習用水着の定番。
- タフスーツフライバック:6500~10900円
- タフスーツハーフスパッツ:7600~13900円
- タフスーツセパレーツ:10800~12400円
TOUGHSUIT FLEX(タフスーツフレックス)
伸縮性があり、着脱が容易。
- タフスーツフレックスカット:9900円
- タフスーツフレックススパッツ:8400~10900円
SPEEDO(スピード)の練習水着
スピードではTURNSという練習用水着がお勧めです。
Turns(ターンズ)
※デザインによって価格帯にバラつきがあります。
- ワンピース:6372~11880円
- オールインワン:7884~12960円
MIZUNO(ミズノ)の練習水着の価格帯
ミズノの練習用水着は耐久性のあるEXERSUITと特殊機能付きのEXERSUIT BGとEXERSUIT WDがあります。
EXER SUIT(エクサースーツ)
- ミディアムカットタイプ:6696~10692円。
- ハーフスーツ(太ももが覆われたタイプ):8424~17280円。
- セパレーツ(見た目が可愛い):8856円
EXER SUIT BG:浮きトレ(感覚を養う)14800円
EXER SUIT WD:負荷トレ(筋力を養う)8800円
ティアの練習用水着と価格帯
トライアスロン、オープンウォータースイミング、ライフセービングなど、海で泳ぐスイマーに人気の高いブランドイメージ。水着のデザインもスタイリッシュな物が多く、練習用水着にオススメ。フィット感、着心地に定評あり。
TEAM CHEVRON
カットタイプ:6800~8500円。
スパッツタイプ:8800~9500円。
CLUB TYR
カットタイプ:9200~9500円。
スパッツタイプ:11000~14000円。
MARLIN(マーリン)の練習用水着と価格帯
マーリンはゼロポジションという練習用水着が有名です。
浮力機能付きなのでつい下半身が沈んでいってしまう方はフォーム矯正の為に良いでしょう。
メンズと同じ形に見えますがレディース用なのでご心配なく。(水着の上から着用するタイプ)
マーリンシリウスは通常の練習用水着です。
- ゼロポジ:15000円。
- マーリンシリウス:ミディアムカットタイプ:7500円。ハーフスパッツタイプ:10500円。
まとめ
いかがでしたか?
当ページではレディース用の練習用水着の特徴とブランド別におすすめの物をご紹介してきました。
参考になれば幸いです。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。